NPB退団から6年…“激やせ”元助っ人が偉業間近 元MVP37歳が母国で奮闘
メキシコでプレーを続けるアマダー
元楽天のジャフェット・アマダー内野手は今オフも母国メキシコのウインターリーグに参加している。昨年はMVPも受賞した37歳は、節目の記録まであと「10」に迫っている。
2016年から楽天でプレーしたアマダーは身長193センチ、体重135キロの巨漢で2017年には121試合で23本塁打65打点をマーク。翌2018年は62試合で20本塁打を放っていたが、途中に禁止薬物の使用で6か月の出場停止処分を受け、同年オフに楽天を退団した。
その後はメキシカンリーグでプレーし、ウインタリーグにも参戦。楽天時代よりもスリムになった体型もたびたび話題となっている。2023年オフのウインターリーグでは62試合で打率.278、60安打、リーグ1位の15本塁打、40打点を記録。長打率はリーグ2位の.570をマークし最優秀選手賞(MVP)を受賞していた。
2024年の夏リーグではメキシコシティ・レッドデビルズでトレバー・バウアー投手や安樂智大投手らとメキシコ王者に輝いた。
20日(日本時間21日)の試合では今季27打点目をマーク。現地番組司会者のミゲル・ルーゴ氏によると、これが通算490打点目。節目の500打点まであと10打点とし、リーグの現役選手では元楽天のアガスティン・ムリーロ内野手(日本時間27日時点で501打点)に次いで2位となっている。