イチロー、背走から超美技 MLB公式サイトも「凄まじいキャッチ」
衰え知らずの41歳に「何てジャンプだ!」
マーリンズのイチロー外野手は29日(日本時間30日)の敵地ナショナルズ戦の2回に華麗なジャンピングキャッチを披露。現地でも称賛の声が上がっており、MLB公式サイトも「イチローの凄まじいキャッチ」として妙技の動画付きで特集している。
2回2死走者なしの場面で背番号「51」の見せ場がやってきた。ラモスの鋭いライナーが右中間を襲う。快足を飛ばしたイチローは背走しながら、ジャンプ一番。最高到達点で見事にキャッチを決めた。敵地のスタンドには「オー!」というため息に包まれた。
このレジェンドのファインプレーを、MLB公式サイトは「イチロー・スズキは見事なジャンピングキャッチを決めるために、右中間に突進した。ウィルソン・ラモスの長打を奪った」と高く評価。動画付きで紹介した。
41歳という年齢を全く感じさせない身のこなしに地元メディアも大興奮。地元テレビ「FOXスポーツ・フロリダ」の実況は「ライトです。イチロ~、つかんだ。何てジャンプだ! イチローは追いつきます。十分な滞空時間でキャッチしました」と絶賛している。
イチローのジャンピングキャッチ動画
MLB公式サイトでこの日のメジャー15試合の大きなハイライトとして選出されたイチロー。ゴールドグラブ賞10年連続受賞という鉄壁の守備力は衰えを知らないようだ。
イチローはこの日4打数1安打で打率は2割5分1厘。マーリンズは1-5で敗れている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count