前田健太が不安定な投球で6敗目 ロバーツ監督「今夜は速球の制球力に欠いた」
初回に無死満塁の大ピンチ、1失点で脱出も…
ドジャース前田健太投手は30日(日本時間31日)、本拠地ブルワーズ戦で今季6敗目を喫した。立ち上がりから自慢の制球力が影を潜めた右腕について、デーブ・ロバーツ監督は「今夜は速球の制球力に欠いた」と話した。
初回に無死満塁の大ピンチを迎えると、ショウに適時打を許して1点を先制される。大量失点の危機をなんとか1失点で切り抜いた右腕は、2回を3者凡退。だが、3回に2死から走者をため、テームズに3ランを浴びた。
ロバーツ監督は、この日の前田について「初回のスライダーは良くなかった。(5回途中での降板は)ピーニャがいい打撃を見せていたので、フローロに代えるべきだと思った」と振り返った。
チームは手痛い2連敗を喫したが、0.5ゲーム差で2位に迫るダイヤモンドバックスも敗れたために、地区首位をキープした。
(Full-Count編集部)