大谷不在なら「1位だった」 3年で2度も靭帯断裂…年俸27億円でも格安、157億円男の底力

ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.【写真:ロイター】
ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.【写真:ロイター】

アクーニャJr.は“お買い得”…米報道

 米スポーツ局「FOXスポーツMLB」は14日(日本時間15日)、バーゲン契約ランキング25を発表。10年総額7億ドル(当時1014億円)のドジャース・大谷翔平投手が堂々の1位に選ばれた。また、2位にはブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が選出されている。

 アクーニャJr.は2019年から8年1億ドル(約156億5000万円)+球団オプション(2027年と2028年は年俸1700万ドル・約26億6000万円)の契約を結んでいる。契約の1年平均の年俸は1250万ドル(約19億6000万円)となっており、今季の実際の年俸は1700万ドルだ。

 同メディアでは、ここまでの契約期間中でのWAR合計「21.9」のアクーニャJr.に「2024年シーズン前であれば、アクーニャの契約が1位になっていただろう。もし厳密にフィールド上での価値だけを考えるなら、今でもそうかもしれないが」と報じている。

 さらに「珍しくも不調なスタートを切った2024年シーズンが、3年間で2度目となる前十字靭帯断裂の断裂により短縮された後、今後の彼のパフォーマンスについては疑問が生じている。たとえ以前のような記録的なスピードとパワーを取り戻さなかったとしても、この契約はすでに間違いなく、球界最大のバーゲンと言えるだろう」と言及し“掘り出し物”だと評価している。

 アクーニャJr.は2023年こそ159試合に出場して、打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁と躍動したが、昨季は怪我の影響もあり、49試合に出場して打率.250、4本塁打、15打点、16盗塁の成績にとどまっていた。

(Full-Count編集部)

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