元オリ助っ人、1年目で即“脱落”の危機…いまだゼロの現実 イチロー氏の裏で厳しい立場

ダイヤモンドバックス時代のアダム・ジョーンズ氏【写真:Getty Images】
ダイヤモンドバックス時代のアダム・ジョーンズ氏【写真:Getty Images】

ジョーンズ氏が米殿堂入り資格初年度を迎えたが未だゼロ票

 2025年の米野球殿堂入りは21日(日本時間22日)に発表される。イチロー氏の野手史上初の満票選出に期待がかかる中、同じく資格初年度を迎えた元オリックスのアダム・ジョーンズ氏は、18日(同19日)までに公開されている結果ではいまだゼロ票。即脱落の危機が迫っている。

 MLB公式サイトなども活用するトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」によると、ここまでの開票率は43.6%。イチロー氏が「171/171」で100%を継続中だ。そのほか、CC・サバシア氏が159票で93%、ビリー・ワグナー氏が145票で84.8%と続く。

 米殿堂入りは全米野球記者協会に所属し10年以上のキャリアを持つ記者に投票権が与えられる。有資格者から最大10人まで投票でき、全投票数の75%以上を集めると殿堂入りとなる。一方で得票率が5%未満だと、次回の投票用紙から削除され、脱落となる。

 ここまで171人の結果が開票され、ジョーンズ氏はゼロ票となっている。メジャー14年間で1939安打、282本塁打をマークし、オリックスでも愛された助っ人。2026年にチャンスを掴むことはできるだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY