巨人から獲得した28歳は「掘り出し物」 鷹を悩ます先発枠…上沢直之も当落線に?
人的補償で獲得の伊藤優輔は先発ローテ争いへ「巨人を見返してほしい」
ソフトバンクは巨人へFA移籍した甲斐拓也捕手の人的補償として、伊藤優輔投手を獲得した。最速156キロを誇る28歳右腕は、阿部ジャイアンツで今季の先発ローテーション争いが期待されていた。今季のホークス先発陣は激しい“生存競争”が展開されることとなりそうだ。
昨季14勝を挙げて最多勝の有原航平、リバン・モイネロ、カーター・スチュワートJr.の先発ローテ入りは有力視されている。チームは先発陣の強化を目指し、上沢直之やDeNAから上茶谷大河、浜口遥大らを補強。昨年結果を出した大関友久や大津亮介、東浜巨も控えている。
昨季のチーム防御率2.53はリーグトップだった。先発投手のクオリティスタートは90を数え、屈指の強力ローテを形成した。「競争激化は確定」「先発の枚数は多いけどシーズン通して投げられるのがほとんどいない」「上沢が競争に負ける可能性もあるな」「期待の持てる先発候補は多い」「先発候補が多過ぎて、誰がローテ入りするか、分からない」。ファンの指摘通り、さらなる競争激化は間違いなさそうだ。
伊藤優は2021年に右肘トミー・ジョン手術を受けて育成登録に。昨年7月に支配下復帰し、1軍初登板を含む8試合で防御率1.04と結果を残した。まさにこれからの選手だ。「巨人を見返してほしい」「意外と掘り出し物になりそうな感じ」とブレークを期待するコメントが多く寄せられている。
(Full-Count編集部)