ド軍、スコットとの契約は32億円が“後払い”か…米報道 4年112億円で合意、総額1650億円超

ドジャースとの合意が報じられたタナー・スコット【写真:Getty Images】
ドジャースとの合意が報じられたタナー・スコット【写真:Getty Images】

スネル、T・ヘルナンデスも一部後払い

 パドレスからFAとなっていたタナー・スコット投手とドジャースが合意した4年総額7200万ドル(約112億5000万円)の契約には一部後払いが含まれていると、19日(日本時間20日)に米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番、ファビアン・アルダヤ記者が報じた。

「ジ・アスレチック」の元記者ロバート・マレー氏によると、契約金は2000万ドル(約31億2000万円)で後払い額は2100万ドル(約32億7600万円)となっているという。

 30歳の剛腕スコットは昨季、マーリンズとパドレスの2球団で72試合に登板。9勝6敗、11ホールド、22セーブ、防御率1.75の好成績を収めていた。昨年の地区シリーズではドジャース・大谷翔平投手と4打席対戦し4奪三振と完全に封じ込んでいた。

 ドジャースは今オフ、サイ・ヤング賞2度を誇るブレイク・スネル投手と5年契約、テオスカー・ヘルナンデス外野手と再契約を結んだが共に後払いが含まれている。他にも昨オフに大谷と結んだ10年7億ドル(約1092億円)契約のうち、97%に当たる6億800万ドル(約1061億円)が後払い。スコットの後払いで総額は1650億円を超えていた。

 昨オフ、大谷は入団会見で「自分が今受け取れる金額を我慢してペイロールに柔軟性を持たせるのであれば、僕は全然後払いでいい」と発言していた。実際にその後も、山本由伸投手ら、ドジャースは大型契約を続々と締結し続けている。

(Full-Count編集部)

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