異例の日本語スピーチで祝福、イチロー氏の快挙…「日本人初のアメリカ殿堂入り、大変光栄」

米殿堂入りを果たしたイチロー氏【写真:Getty Images】
米殿堂入りを果たしたイチロー氏【写真:Getty Images】

野球殿堂博物館の館長「今年の夏、博物館にご来館お待ちしております」

 米野球殿堂は21日(日本時間22日)、2025年の殿堂入りメンバーを発表。マリナーズなどで活躍したイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が資格1年目でアジア選手として初めて選出された。野球殿堂博物館の館長であるジョシュ・ラウウィッチ氏は異例の日本語スピーチで快挙を祝福した。

 ラウウィッチ氏は「日本のファンの皆さま、このたびは、日本人初のアメリカ殿堂入りを果たした鈴木一朗選手を、ここに発表できることを大変光栄に思います」と日本語でスピーチし「今年の夏、多くのファンが博物館にご来館いただけることを心よりお待ちしております。イチロー選手クーパーズタウンへようこそ」と続けた。

 米殿堂入りは、全米野球協会に10年以上所属する記者による投票で決定される。メジャーで10年以上プレーした選手が引退から5年で資格を得て、全投票数の75%を集めると殿堂入りとなる。

 マリナーズなどでメジャー通算3089安打を放ったイチロー氏の選出は確実視されていた。満票には1票足りず、史上2人目の満票選出はならなかった。

(Full-Count編集部)

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