韓国も嘆いたイチローの“偉業”「あぁ…」 一斉速報で広がった落胆「誰が反対したの?」
満票での殿堂入りはリベラのみ…得票率99.7%は野手歴代最高
米野球殿堂は21日(日本時間22日)、2025年の殿堂入りメンバーを発表。マリナーズなどで活躍したイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が資格1年目でアジア選手として初めて選出された。野手史上初の満票には1票及ばず、日本でも嘆きの声があがったが、韓国でも「あぁ……1票足りず」と惜しむ声が寄せられた。
イチロー氏はMLB公式サイトなども活用するトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」で20日(同21日)、開票率48.0%時点で満票をキープしており、2019年のマリアノ・リベラ氏(ヤンキース)以来2人目の満票での殿堂入りに期待が寄せられていた。
ただ、結果は1票足りず99.7%での選出に。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は「イチロー・スズキを省いた投票権を持つ記者1人は、率直に言って、将来の投票権を失うべきだ」と指摘するなど、米メディアでも“満票逃し”に怒りが広がった。そして、イチロー氏が活躍したワールド・ベースボール・クラシックで“ライバル関係”となった韓国でも、どよめきが広がっている。
韓国ではイチロー氏の快挙を一斉速報。スポーツメディアだけでなく経済メディアなどでも報じられており、スポーツソウルは「誰がイチローに反対票を投じたのか? 米殿堂入り99.7%……あと1票足りなかった」、スポーツ朝鮮は「誰がイチローに反対したの? 『なぜそうしたのか分からない』」、OSENは「あぁ……1票足りず イチロー、名誉の殿堂入り満場一致ならず」などと嘆いていた。
(Full-Count編集部)