“アンチ”イチローは「名乗り出たまえ、バカ者が」 NYの重鎮記者らが続々唱えた異議
得票率99.7%は歴代2位タイも…史上2人目の満票ならず
メジャー通算3089安打を誇るイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が21日(日本時間22日)、資格1年目で米野球殿堂入りを果たした。満票選出が期待されたが、99.7%でわずかに1票足りず、米重鎮記者が怒りの声を挙げた。
ヤンキース地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「イチロー・スズキがほぼ満票で野球殿堂入り」として速報。最大394票のうち393票を獲得したことで、得票率99.7%は元ヤンキースのレジェンドであるデレック・ジーターに並ぶ歴代2位タイの快挙であることを伝えた。
ところが「球界の内部情報に精通する何人かの著名な記者が、記者仲間の誰が彼(イチロー)に投票しなかったのか思いを巡らすことになった。『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマンは、自身のSNSに『イチローは1票足りず満票を逃した。名乗り出たまえ、このバカ者めが』と投稿した」と指摘する。
また「『ESPN』のバスター・オルニーはSNSで『イチローに投票しなかった人が、そう決めた理由に透明性を持つか興味深い』と疑問を呈した」とも。それほどまでにイチロー氏の功績は輝かしいものだということだろう。
(Full-Count編集部)