「勘弁してくれ」イチロー外し決断の記者に不満露わ 元盗塁王、判明直後に漏れた本音

米殿堂入りの会見に臨んだイチロー氏【写真:Getty Images】
米殿堂入りの会見に臨んだイチロー氏【写真:Getty Images】

元マリナーズのレイノルズ氏がMLBネットワークのライブ番組で疑問呈す

 メジャー通算3089安打を誇るイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が21日(日本時間22日)、資格1年目で米野球殿堂入りを果たした。野手初の満票が期待されたが、1票足りずに99.7%。ライブ番組の司会者も疑問の声を挙げた。

 394票中393票。MLBネットワークのライブ番組で司会を務めたハロルド・レイノルズ氏は「ムカっときている。イチローが99.7%? 勘弁してくれ。彼の優雅なプレーを思うと残念でならない」と納得がいかない様子で語った。

 同ライブ番組では、イチロー氏と同じく資格1年目の2020年に満票に1票だけ足りずに殿堂入りしたデレク・ジーター氏についても言及。「1人だけがイチローに投票しなかった。ジーターの時もそうだった。彼らはチームメートだった。だから今回投票しなかった人と同じ人に違いない」とも指摘した。

 レイノルズ氏は1983年からマリナーズで10年間活躍するなどメジャーで12年間プレー。1987年には盗塁王を獲得し、ゴールドグラブ賞3度、球宴2度の実績を誇る。マリナーズの後輩の殿堂入りを喜びつつ、複雑な心境ものぞかせた。

(Full-Count編集部)

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