大谷翔平、佐々木朗希を逃し…米記者が指摘する“フラれる”理由 ド軍との決定的な差
佐々木朗希との面談に欠席したとされるゲレーロJr.
ロッテからポスティングシステムを利用してドジャースに入団した佐々木朗希投手を巡っては、大争奪戦が展開された。最終候補に残っていたブルージェイズは涙をのむ形になったが、面談にブラディミール・ゲレーロJr.内野手が出席しなかったことも一因ではないかと球界OBらが語っている。
米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」は佐々木について議論。メジャー通算2043安打をマークしたAJ・ピアジンスキー氏はドジャースの面談に大谷翔平投手、山本由伸投手ら多くの大物が出席したことに言及した。実際にはムーキー・ベッツ内野手やフレディ・フリーマン内野手らも駆け付け、豪華な面談となっていた。
続いてブルージェイズに話題を向け、面談に出席しなかったとされるゲレーロJr.に言及。「ブラディはどうしてたんだ? どこにいたんだ? 私が面談に行ってショウヘイ、ヤマモト、フレディ、ムーキー、ウィル・スミス、その他のみんな…ブレイク・スネルがいて、その後ブルージェイズと面談したら……繰り返すが、これは彼らを非難するわけではないが、自分なら(ドジャースの面談では)スター揃いで圧倒されるだろう。彼らにどうやってノーという? 私ならノーと言わない」主張した。
米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者も同意。「なんとなく分かりますよね。彼ら(ブルージェイズ)がFA(獲得レース)で2位とか3位に終わり続ける理由が。ゲレーロの状況が不透明ですよね。1年後、彼はFAになるかもしれない、チームが彼と契約延長できない場合は、です。それが、ブルージェイズがする全てのことの上に垂れこめている。今回のことでよくわかりました」と語った。
地元放送局「スポーツ・ネット」によると、ブルージェイズは佐々木朗希との面談に、チームの中心選手であるボー・ビシェット内野手や、ドールトン・バーショー外野手、チャド・グリーン投手が参加したという。特にビシェットは今シーズン終了後にFAとなり、チームに残留するのか不透明な状態ながら面談に駆け付けた点を同局は称賛した。そしてブルージェイズと言えば、近年は大谷や佐々木の他にもフアン・ソト外野手(メッツ)、マックス・フリード投手(ヤンキース)、コービン・バーンズ投手(ダイヤモンドバックス)らの獲得を目指し、有力候補に挙がりながらも敗れている。また、2021年に本塁打王に輝いたゲレーロJr.は今オフFAになる見込みで、ブルージェイズと大型契約を結ぶ可能性も取りざたされている。
(Full-Count編集部)