大谷翔平ら主力が「姿を見せてくれた」 ド軍幹部の頼みに快く“Yes”…朗希争奪戦を制した勝因
ロバーツ監督「本当にエキサイティングなこと」
ドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手の入団会見が22日(日本時間23日)、ドジャースタジアムで開かれた。右腕を巡っては20球団による大争奪戦となったが、会見に出席したデーブ・ロバーツ監督は、獲得に向けてチーム一丸になったことを“勝因”に挙げた。
ドジャースは14日(同15日)に佐々木との面談を実施。共同オーナーであるピーター・グーバー氏の自宅で行われ、大谷翔平投手やフレディ・フリーマン内野手、ムーキー・ベッツ内野手、ウィル・スミス捕手、トミー・エドマン外野手らが参加し、寿司職人を招いて夕食会も開かれたとされる。米メディアによると、ドジャース首脳陣は佐々木の決断を知る直前、大谷から獲得決定のニュースを伝えられたという。
ロバーツ監督はブランドン・ゴームズGMから第一報を受けたことを明かし、「本当に興奮した。(獲得するまで)長いプロセスだった。ロウキは本当に慎重に行動していた。この素晴らしい人間、素晴らしい才能を獲得しようと張り合う多くの素晴らしい球団があった」と振り返った。
さらに「ロウキのような選手を抱えられることは、本当にエキサイティングなことだ」とし、会見に同席したゴームズGM、アンドリュー・フリードマン編成本部長や選手たちに感謝。「ここにいる我々の誰かが個人的に何かを頼んだ時、いつでも彼らは姿を見せてくれた。同僚として日々を(ドジャースで)過ごすことがどういうものかを彼らが示してくれた。それも(今回の契約で)極めて重要なことだった」と力を込めた。
編成部門が力を尽くし、大谷ら選手も協力して実現した佐々木との契約。指揮官もチーム一丸の“勝利”を激賞した。
(Full-Count編集部)