佐々木朗希がド軍入団会見「ゼロからスタート」 背番号11のユニ姿お披露目

入団会見に臨んだドジャース・佐々木朗希【写真:川村虎大】
入団会見に臨んだドジャース・佐々木朗希【写真:川村虎大】

契約合意表明時には「正しい決断だったと思えるよう頑張ります」とコメント

 ドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手の入団会見が22日(日本時間23日)、ドジャースタジアムで行われた。背番号11のユニホームに袖を通し、冒頭は日本語でスピーチを行った。

「ロサンゼルスの町が大変な時に、たくさんの皆様にお集まりいただき、ありがとうございます。そして、会見を開いていただいたドジャースの皆様に感謝を申し上げます。今日、こうしてドジャースのユニホームに袖を通してみて、改めて、自分はゼロからスタートするんだと、身が引き締まる思いです」

 通訳はウィル・アイアトン氏が担当。入団会見はドジャースタジアムが工事中のため右翼スタンドの後方で実施。設置されたモニターには「佐々木朗希投手、ロサンゼルスにようこそ!」と日本語のメッセージも表示されていた。

 佐々木は17日(同18日)に自身のインスタグラムでドジャースとの契約合意を発表。「とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて後で振り返ったときに、正しい決断だったと思えるよう頑張ります」と決意表明した。。20球団による激しい争奪戦の末に、大谷翔平投手、山本由伸投手らが所属するドジャース入りを決断。ネイビーのスーツにスカイブルーのネクタイで登場した。

 新たな一ページが刻まれた。大船渡高(岩手)時代は160キロを超える球速で注目を集め、2019年のドラフト1位でロッテ入り。1年目は2軍で身体作りに注力し、2021年に1軍デビュー。2022年には史上16人目となる完全試合を達成。15試合で防御率1.78の成績を残した。

 2024年には初の2桁勝利を達成。18試合で10勝5敗、防御率2.35だった。12月10日にはロッテがポスティングシステム申請がMLBから受理されたと発表。23歳の佐々木は「25歳ルール」の対象で、獲得時に契約金や年俸総額が制限され、マイナー契約しか結ぶことができないが、球団も佐々木の決断を後押し。吉井理人監督はドジャース入団が決まると「あとは朗希次第。頑張りなはれ!」とエールを送った。

 米メディアによるとドジャースとの契約金は650万ドル(約10億1500万円)。最終候補にはパドレスとブルージェイズが残っていたとされている。

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