佐々木朗希、ド軍入団の経済効果は127億円 ダル&マーを下回るも…関大教授「夢をとった」

入団会見に臨んだドジャース・佐々木朗希【写真:Getty Images】
入団会見に臨んだドジャース・佐々木朗希【写真:Getty Images】

関大の宮本勝浩教授が推定

 関大は23日、佐々木朗希投手のドジャース入団による経済効果は約127億6941万円になると発表した。宮本勝浩名誉教授が推定した。

 この金額はダルビッシュ有投手がレンジャーズに入団した際の経済効果、約259億2178万円、田中将大投手のヤンキース入団の約346億9402万円を下回る金額だが、宮本教授は「お金よりも夢をとったと考えている、自分の意思を尊重した素晴らしい生き方」と発表した。

 23歳の佐々木は、現行の制度では25歳未満の選手のためマイナー契約しか結ぶことができず、今回の契約金は650万ドル(約10億円)とされている。MLB公式サイトは、あと2年待っていれば「12年総額3億2500万ドル(約508億円)の契約を手に入れた」とメガディールも可能だったと指摘していた。

 同日にドジャースの入団会見に臨んでいた佐々木は、「その2年がどういった状態で投げられるかは保証がないですし。そういったお金よりも、2年間過ごす時間の方が価値のあるものだと考えました」と早期挑戦の理由について語っていた。

 同教授は、昨年10月にはドジャースの大谷翔平投手が2024年に生み出した経済効果は約1168億1181万円になると発表していた。

(Full-Count編集部)

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