イチロー氏、投票見送った“1人”と「一緒にお酒を」 自宅に招待…米殿堂入りで爆笑会見
クーパーズタウンに訪れたのは8回目…引退後は初
マリナーズのイチロー氏が23日(日本時間24日)、ニューヨーク州クーパーズタウンにある米野球殿堂でアジア勢初となる米殿堂入りの会見に参加した。野手史上初となる満票まで残り1票足りず、99.7%の得票率だった。投票を見送った記者に「ぜひ自宅に招待して一緒にお酒を飲みたい」とコメントした。
イチロー氏は現役時代に7度クーパーズタウンを訪れているが、引退後は初。「ホールオブフェイマーとしてここに戻って来れたことを大変光栄に思います」と感謝した。
続けて「どうやら1人投票してくれなかった方がいるようですが……」と投票を見送った記者に言及。「ぜひ自宅に招待して一緒にお酒を飲みたいので。名乗り出てシアトルまでお越しください」と発言。隣にいたCC・サバシア、ビリー・ワグナー両氏も爆笑していた。
イチロー氏が海を渡って以降、松井秀喜氏、現ドジャースの大谷翔平投手らがメジャーで活躍した。日本の野球界にどう影響を与えたかを問われると、「この質問に対しては、答えられないですね」と発言。「第三者が決めることだと思うので僕は、答えられないです。もし僕が何かを変えたという人ならばおかしな人だと思いますね」とイチロー氏らしい回答をしていた。
また、現役時代を支えた愛犬、柴犬の「一弓(いっきゅう)」についても言及。「現役時代をずっと過ごして旅立った一弓のプラックを作ってもらっていて。ホールオブフェイムに入っているペットはボブ・フェラーの猫と一弓しかいないんですね。そのプラックが大事です」と想いを明かした。
(Full-Count編集部)