Aロッドの“ダル批判”にカブス・マドン監督が反論 「許すわけにはいかない」
すでにダルビッシュ本人には説明「安心させたかった」
右上腕三頭筋を痛めて今季2度目のDL入りしているダルビッシュ有投手を批判したアレックス・ロドリゲス氏にカブスのジョー・マドン監督は「彼らにこのような発言をする権利は全くない」と反論した。
ロドリゲス氏は29日(日本時間30日)に行われたカブス対カージナルス戦の試合中継で「取り巻く状況は非常に悪くなっている。球団は公には認めないが、状況があまりに悪くなったので、チームは基本的に彼自身にリハビリを丸投げしている」と発言。ダルビッシュ、球団を批判し問題となっていた。
地元ラジオ局の取材に応じたマドン監督はロドリゲス氏の一連の発言に真っ向から反論しており「一個人として、そうすることを許すわけにはいかない。今後もそれは変わらない。我々は非常に結束した集団だ。素晴らしい選手たちだ。だから、我々にとっての神聖な場所に入ってきて、予め用意されたネガティブな発言をしようものなら、それを受け入れることはない」と苦言を呈している。
すでにダルビッシュを含めた選手たちに話し合いを行ったことも明かし「その(Aロッドの)発言の中に、真実はこれっぽっちもない。ユウにそうやって安心させたかった。ユウは怪我でプレーできずにこのような状況に直面してしまったけれども、それ(Aロッドの発言は事実とは異なるということ)を理解しないといけない」と、右腕を擁護している。
また、マドン監督は辛辣な発言をしたロドリゲス氏に向け「彼は行動を気を付けなければならない。なぜなら、今彼は自身の名前に傷をつけてしまいかねないからだ。彼の無責任な行動のせいでね」と批判していた。
(Full-Count編集部)