121敗軍団でも招集されず…元助っ人の厳しい現実 逸材と争う“安住の地”
コラスは昨季13試合で打率.273、0本塁打、4打点
期待の有望株も正念場を迎えている。ソフトバンク退団後にホワイトソックス入りしたオスカー・コラス外野手はメジャー2年目の昨季、13試合出場で打率.273、0本塁打、4打点だった。強肩強打が持ち味の一方で、今季はポジション転向の可能性があるという。
全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者は6日(日本時間7日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。「複数の関係者筋の情報によると、ホワイトソックスはオスカー・コラスを2025年に一塁へ転向させることを検討している。これにより、コラスがオープニングロースターに残る可能性が劇的に上昇するかもしれない」と綴った。
昨季メジャーワースト2位のシーズン21連敗、同ワーストの121敗を喫したチームにあって、コラスはトップリーグへの昇格すらできず。3Aでは109試合で打率.246、11本塁打、51打点と一定の成果を見せたが、6月を最後にメジャーの舞台から遠ざかっていた。
ホワイトソックスは昨季の外野手チームOPS.629が30球団中ワーストの30位に終わった。一方で一塁は、2019年ドラフト全体3位指名のアンドリュー・ボーン内野手が座り、打率.246、19本塁打、70打点、OPS.699だった。果たしてコラスは、“弱小軍団”で定位置を掴めるだろうか。
(Full-Count編集部)