前回登板ですでに異変も… オリ金子が緊急降板で検査へ「何とも言えない」
前回登板ですでに異変、緊急降板で検査へ
エースにアクシデントが発生した。オリックス・金子千尋が1日の楽天戦(コボスタ)に先発したが右肩の違和感を訴え緊急降板した。
異変が起きたのは4回。1点を失いなおも無死二塁から藤田への初球を投じた際だった。2日にも1軍登録を抹消され、近日中に病院で検査を受けることになった。
異常を感じていたのは前回登板の8月25日・楽天戦(京セラD)。7回4安打無失点で7勝目を挙げていたが94球で降板。その時にすでに違和感を感じていたが金子自身の中では「ちょこちょこ気になっても投げられる程度」と、大事を取り降板し次回登板に向け調整を進めていた。
福良監督代行「検査をしてみないと分からない」
だが、その違和感はなくなることはなく、自らストップをかけることになった。
「やめておけばいいと思ったのは(4回無死二塁で藤田を迎えた)あの場面。肩のことは何とも言えない」と困惑した表情を見せた金子。
福良監督代行も「金子はちょっと心配。1回抹消させます。検査をしてみないと(今後は)分からない」と、エースの緊急降板に動揺を隠せない様子だった。
8日の西武戦(西武プリンスドーム)から9連戦がスタートするがエース不在が決定。ケガ人が続出し開幕から低迷していたチームにまたも悲劇が襲った形となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count