大谷翔平、左肩は完治しておらず「違和感がない状態じゃない」 フリー打撃では衝撃の柵越え10発
取材に応じた大谷…明かした左肩の状態「一番は可動域」
ドジャースの大谷翔平投手が12日(日本時間13日)、スプリングトレーニングの行われているアリゾナ州グレンデールで報道陣の取材に応じ、昨年11月に手術した左肩の状態について「完全に違和感がないという状態じゃない」と明かした。
練習後に取材に応じた大谷は「完全に違和感がないという状態ではないですけど、もう少しすればそれがまた良くなってきて、しばらくは違和感が残るんじゃないかなと思います。現状はそれでもバットは結構振れてる、そこの戦いかなと思います」と話した。
「一番は可動域の制限。そこはしょうがない。肘の時もそうでしたけど肩は特に複雑な構造。時間をかける必要はあるかなと思います」
それでもこの日は屋外フリー打撃に登場し、18スイング中、柵越えは10本。最後は6連発で締め、周囲で見守る関係者やファンを騒然とさせた。
大谷は今週末に初のブルペンに「入ると思います」と説明。まだそんなに強く投げるか分からないですけど、傾斜をつかって投げる感じ」と話した。この日デーブ・ロバーツ監督は、オープン戦と東京での開幕カードでは投げないことを再強調。打者としての出場機会を減らさないためにマイナーでのリハビリ登板も行わないことを明言した。