Aロッドに“苦言”呈されたダルビッシュを同僚擁護「WS制覇の重要なピース」
若手中堅手アルモラJr.「僕たちはブラザーだからね」
右上腕三頭筋腱炎で今季2度目の故障者リスト(DL)から復帰を目指すカブスのダルビッシュ有投手。先日、テレビ中継の解説を務めた通算696本塁打を誇るアレックス・ロドリゲス氏が、日本人右腕に“苦言”を呈したことが大きな波紋を広げた。
カブスのジョー・マドン監督をはじめ、ダルビッシュを擁護する声が各方面から聞こえてくるが、チームメイトの若手外野手アルバート・アルモラJr.も、地元ラジオ局「670ザ・スコア」に出演し、「彼はブラザーだ」と前面バックアップを約束した。
ロドリゲス氏は、ダルビッシュがチームに同行しながらリハビリを行っていることにも疑問を呈したが、アルモラJr.は真っ向から反論。「自分はチームメイトとして、怪我人もチームと一緒に過ごし、自分たちも彼らの復帰過程を見届けたい」と話し、1例として2016年にシュワーバーが故障離脱したが、チームに同行していたパターンを紹介し、「結束力の強いチームでいたいんだ。結局のところ、僕たちはブラザーだからね。ダルビッシュが今一緒に居てくれてうれしいよ」と話したという。
同時に、ダルビッシュの早い戦列復帰を願い、「僕たちがもう一度ワールドシリーズ制覇するための重要なピースになる。彼が戻ってくることを楽しみに待っているんだ」と、チームにとって欠かせない存在だとした。
各方面で話題となっているロドリゲス氏の発言だが、カブスにおいてはチームの結束力を強めるきっかけにしかならなかったようだ。
(Full-Count編集部)