元Gマイコラス、7回2失点好投も勝敗つかず チームは9回逆転サヨナラ勝利
自身の暴投で勝ち越し許すも今季15度目QSに打線報いる
元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が2日(日本時間3日)、本拠地でのロッキーズ戦に先発し、7回を7安打6奪三振2四球2失点(自責1)で勝敗はつかなかった。今季15度目のクオリティースタート(QS、6回以上自責3以下)を達成しながらも、自らの失策で勝ち越しを許したが、チームは劇的な逆転サヨナラ勝利を飾った。
立ち上がりから落ち着いた投球で、ロッキーズの強力打線を抑えたマイコラスだが、味方打線が1点を先制した直後の4回につまずいた。先頭アレナドに左翼へ安打、続くゴンザレスに三塁へバント安打を決められるなど、1死一、三塁としたところでパーラに左翼へタイムリーを運ばれた。なおも2死二塁で、デズモンドの打球は三塁方向へ転がるボテボテの当たり損ないとなった。打球に猛チャージしたマイコラスは捕球するや否や一塁に送球したが、これが高く外れる暴投となり、二塁走者が悠々と勝ち越しホームを踏んだ。
マイコラスは5回以降は二塁を踏ませぬ好投を見せたが、打線がなかなか追いつけず。だが、1点を追う9回、1死二、三塁の絶好機を生み出すと、マルティネスが値千金のサヨナラ打を右翼へ運び、劇的逆転勝利を収めた。
(Full-Count編集部)