大谷翔平、メジャースカウトのスピードガンで“日本最速163キロ”計時!?
10球団近くのメジャースカウトが視察
日本ハムの大谷翔平投手が2日のロッテ戦(東京ドーム)で先発し、“日本最速163キロ”をマークした。
スコアボードのスピード表示は159キロが最速だったが、視察した米大リーグ球団スカウトのスピードガンで101マイル(約163キロ)を計測。昨年7月19日の球宴第2戦(甲子園)、同10月5日の楽天戦(札幌ドーム)と2度計時した日本最速タイとなる162キロを自ら更新した。
“日本最速”が生まれたのは、0-2で迎えた5回無死三塁だった。ロッテ先発・石川も無失点投球を続け、1点も許されない場面。まず中村を空振り三振に仕留め、田村を二ゴロに打ち取った。1番・荻野の四球と二盗で同二、三塁とされたものの、最後は角中を中飛。大ピンチをゼロで切り抜けた。このピンチの間に、メジャースカウトのスピードガンで日本最速163キロが表示された。
ただ、試合は初回無死一塁での角中の右越え2ランで先制されるなど厳しい展開。150キロを超える直球が抜ける場面が目立ち、6回のうち4イニングで先頭打者に出塁を許した。