元Gマイコラスの7回2失点好投に監督代行は高評価「大きかった、大きかったよ」

ロッキーズ戦に先発したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】
ロッキーズ戦に先発したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】

勝敗はつかずも今季15度目のQSでブルペン救う

 元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が2日(日本時間3日)、本拠地ロッキーズ戦で今季15度目のクオリティースタート(QS、6回以上自責3以下)を達成した。7回を7安打6奪三振2四球で2失点(自責1)。チームを逆転サヨナラ劇に導く好投に、マイク・シールド監督代行は「素晴らしい働きだった」と賛辞を送った。地元テレビ局「FOXスポーツ・ミッドウエスト」が伝えている。

 マイコラスは、1点リードの4回に自身の暴投によるエラーなどで2点を失い、逆転を許した。5回以降は二塁を踏ませぬ投球を見せたが、自らの失策による1点が重くのしかかった。だが、9回になって打線が奮起。見事逆転勝利を手に入れた。

 試合後、シルト監督代行は、マイコラスが4回に失点しながらも長いイニングを投げたことについて訪われると「大きかった。大きかったよ」と感謝。「今日はブルペンが不足していたんだ」と内情を明かした上で「彼はオールスター級の活躍だ。素晴らしい働きだった」と絶賛した。

 先発ローテの柱として今季は安定したパフォーマンスを披露している右腕。ここからカージナルスがどこまで巻き返せるか。シーズン終盤のカギはマイコラスが握ると言えそうだ。

(Full-Count編集部)

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