ド軍の取材現場に“異常事態”「全く違うレベル」 米識者が仰天した変化「かなりやりにくい」

取材に応じるドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
取材に応じるドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ドジャースの取材現場に起こった衝撃の変化

 ドジャース・大谷翔平投手らの注目度が日々増している。米ポッドキャスト「ドジャース・テリトリー」の司会を務めるアラーナ・リゾさんは「ケンタ・マエダがドジャースに来た時のことを私は覚えています。その時、彼へのメディアの注目度がすでに凄かったけれど、ササキとヤマモトが投げた時のメディア取材はどうでしょう。とんでもなかった」と仰天している。

 前田健太投手は2016年から2019年までをドジャースで過ごした。現在はキルステン・ワトソンさんが地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のレポーターを務めているが、当時は前任者のリゾさんが連日ドジャースの選手たちに取材を行っていた。「私はケンタがドジャース入りした時、そこにいました。ショウへイがドジャースに加わった時は、日常的に私はあの場所にいませんでしたし、ヤマモト、そして今回のササキについても確かに私は現地にはいません。それで今現在の話ですが、チームには日本生まれの投手が3人います。単に日本生まれの投手3人ではなく、信じられない程才能がある3人です」と話を始めた。

「ケンタをないがしろにするわけではありませんが、これは全く違うレベルの才能です。米国メディアの一員だとしたら、この3人に対するメディアの熱狂的な関心にどう対処していけばいいか想像してみてください。ドジャースのPR担当者だったら、と想像してくれてもいいです」

 リゾさんの話を聞いた司会者のクリント・パシーヤス氏は「ええ。あれは……。また同じ写真を出してますが、あれはかなりイカれた状況だった。単なるスプリングトレーニングですよ。私はオオタニとヤマモトがチームに加わる前には(ドジャースのキャンプに)行ったことがありませんでした。こういう写真は見たことがありました。最前列に行って質問をしたりするのは、かなりやりにくいに違いありません」とメディアが“殺到”している様子を紹介していた。

「ですが、これが今のドジャースなんです。ロバーツ監督は週末に『ここは野球の震源地だ』と言っていた。もし野球を観るなら、少しでも野球に興味があるなら、ロサンゼルス・ドジャースを観るでしょう。ドジャースや、ドジャースがしていることが大嫌いでも、です」とパシーヤス氏は注目度の高さを表現していた。

(Full-Count編集部)

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