“開幕投手”たちが準備万端 オリ宮城&西武今井は0封…ロッテはドラ1も止まらぬ快音

オリックスがロッテに3ー1で勝利
SOKKENスタジアムで行われた「2025球春みやざきベースボールゲームズ」では、オリックスがロッテに3ー1で勝利した。オリックスの先発は、開幕投手に内定している宮城大弥投手。初回に1死から安打を浴びるも、後続を三振と二ゴロに仕留める無失点の立ち上がり。2回、3回を3者凡退に抑えると、4回は2死1、2塁のピンチを一ゴロで切り抜け、4回48球3安打無四死球3奪三振無失点でマウンドを降りた。
打線は初回、中川圭太内野手の先頭打者本塁打で先制に成功。6回には頓宮裕真捕手がソロ本塁打を放ち、2-0とリードを広げた。5回からマウンドに上がった2番手・曽谷龍平投手は2イニング連続で3者凡退に抑えた。7回に先頭の代打・西川史礁外野手に二塁打を浴びると、山口航輝外野手の適時打で1点を失ったが、最小失点に抑えた。4回48球2安打無四死球2奪三振1失点でマウンドを降りた。
9回は東松快征投手が無失点に抑え、3-1で試合は終了した。宗佑磨内野手、頓宮がそれぞれ2安打を放ち、新戦力のディアスにも安打が記録されるなど計10安打。投手陣も3投手が1失点に抑え、投打で順調な調整ぶりがうかがえた。
ソフトバンクは韓国ロッテに1ー6で敗れ、西武は斗山ベアーズに3ー1で勝利
アイビースタジアムで行われた「2025球春みやざきベースボールゲームズ」では、ソフトバンクがロッテ・ジャイアンツ(韓国)に1-6で敗れた。ソフトバンク先発の前田純投手は、初回を3者凡退で終えると、2回表は連打で無死1、2塁とされながらも、後続を併殺に打ちとって無失点に抑える。3回は又吉克樹投手がパーフェクトリリーフでつないだ。
しかし4回、木村光投手が連打で1失点。その裏に井上朋也内野手のソロで追い付いたが、5回にも連打で1点を失い、勝ち越しを許す。6回から登板した村田賢一投手も2回5安打2四死球4失点と粘れなかった。8回からは2023年ドラフト1位左腕・前田悠伍投手が登板。先頭に安打を許したが、後続を3者連続三振に仕留めた。9回も続投し、好フィールディングで投ゴロに打ち取るなど、2イニングを無失点で終えた。
ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われた「2025球春みやざきベースボールゲームズ」では、西武が斗山ベアーズ(韓国)を3ー1で下した。2年連続の開幕投手が決定している今井達也投手は、今季初の対外試合のマウンドへ。初回を3者連続三振に打ち取ると、2回は2死3塁とピンチを招いたが、後続を三振に仕留めて無失点。3回は3者凡退に抑え、3回1安打無四死球6奪三振無失点でマウンドを降りた。
打線は3回、3四死球で1死満塁とすると、平沼翔太外野手の二ゴロの間に先制。5回には平沼の安打などで2死2塁から、佐藤龍世内野手の適時打で追加点を挙げた。6回にも無死二塁から仲田慶介選手が適時打を放ち、リードを3点に広げた。
投手陣は2番手・隅田知一郎投手が4回から3イニングを無失点に抑えると、7回には3番手・黒田将矢投手が3者連続三振を記録。9回にロペスが2四球と安打などで2死満塁から、牽制球が逸れ1点を失うも、続く2死二、三塁の場面は三ゴロで切り抜け、3-1で試合は終了している。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)