大谷2世が132m特大弾「モンスター」 二刀流封印も…キャンプ招待で見せた異次元の打棒
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ロイヤルズから1巡目(全体6位)指名のカグリオーンが豪快弾
昨年のMLBドラフトでロイヤルズから1巡目(全体6位)指名を受けたジャック・カグリオーン内野手が、23日(日本時間24日)のホワイトソックス戦で、待望のキャンプ初アーチを放った。大学では投打二刀流で活躍し、“大谷2世”として注目を集めた24歳の特大弾に「モンスターHR!」「この子はすごいことになる」「数か月後に彼が昇格しても驚かない」「未来のスター」とファンも声をあげた。
カグリオーンは今春のメジャーキャンプに招待選手として参加している。MLB公式は「ジャック・カグリアオーンのスプリングトレーニング初ホームランは、文句なしの一発だった」と紹介。ホワイトソックス戦の8回、無死ランナーなしで左腕マクガフの3球目、93.2マイル(150キロ)のシンカーを逆方向へ叩き込んだ。打球速度115.4マイル(約185.7キロ)、435フィート(約132.6メートル)の豪快弾だった。
フロリダ大では投打二刀流として活躍。大学通算75本塁打は同大の最多記録となった。投手でも16試合に登板し、73回と2/3を投げ5勝2敗、防御率4.76をマークし注目を集めた。現在は、一塁手としてのプレーに専念することで合意し、打者一本で勝負している。
昨夏にロイヤルズと契約した後、カグリオーンは傘下ハイAでプロデビュー。打率.241(116打数28安打)、2本塁打、14打点、OPS.690を記録した。アリゾナ秋季リーグでは打率.236(89打数21安打)、5本塁打、21打点、OPS.749をマークした。メジャーキャンプでアピールできるか、注目される。