試合中に野手が突然号泣「メンタルが心配…」 絶望の”連続”は「見ていてつらい」

台湾で行われたWBC予選
2026年に行われるWBC出場をかけた予選ラウンドのプレーオフが25日、台湾で行われ、チャイニーズ・タイペイがスペインを下して6大会連続となる本選出場を決めた。試合中には、スペインの内野手がグラウンド上で号泣する場面が。「見ていてつらい」「メンタルが心配……」と同情の声が相次いだ。
チャイニーズ・タイペイが1点をリードした6回、無死二塁からの送りバントをスペインの三塁手ワンダー・エンカーナシオンが捕球するも、外野側への悪送球で二塁走者が生還。すると次の打者も三塁手へのバントを試み、エンカーナシオンが捕球したが、先ほどのミスを意識したのか今度はベンチ側にわずかに送球が逸れ、同じ形であっという間に2点を奪われてしまった。
地元台湾のスタジアムは追加点に熱狂。一方でミスを犯したエンカーナシオンは膝に手をついて号泣。結果的にこの回の失点が重くのしかかり、1度チャイニーズ・タイペイに勝利していたスペインは本選出場を逃すことになった。
今大会では好守も披露していたエンカーナシオンだが、このプレーにX(旧ツイッター)では一時「スペインのサード」がトレンド入り。「こりゃあイップスかなぁ……極度のプレッシャーで壊れちまったか」「左逸れた後の右、これ一回やるとほんまにつらいやつ」「これは見ていてつらかった」「この気持ち分かるからつらいなぁ」「メンタルケアしてあげて」と心配する声が多くあがっていた。