育成20歳を「支配下はよ」 大舞台で衝撃の156キロ…ファン期待「これは日ハムの宝」

孫易磊は2023年9月に日本ハムと育成選手契約を結んだ
台湾代表の日本ハムの育成右腕・孫易磊(スン・イーレイ)投手の快投が話題を呼んでいる。2026年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)予選ラウンドが25日に行われ、台湾はスペインに6-3で勝利し、本戦出場が決定。この試合で1回2/3を無失点に抑えた20歳右腕の投球にファンは「これは日ハムの宝」と歓喜している。
孫易磊は5ー3で迎えた7回途中から登板。1死満塁の危機を迎えたが、まずは変化球で見逃し三振を奪うとと、続く打者を97マイル(約156.1キロ)の高め速球で空振り三振に仕留めた。回跨ぎとなった8回も0封に抑え、母国をWBC本戦出場に導く快投だった。
プレッシャーのかかる国際舞台での投球に、台湾ファンだけでなく、日本ハムのファンも歓喜。「ファイターズの至宝じゃ!」「日ハムの未来、明るすぎる」「新庄監督嬉しいやろうなぁ?」「支配下はよ。」「球だけじゃなくメンタルも強いのか」「投げる球エグいて」「155キロ投げる投手が育成ってやばすぎだろ」と賛辞のコメントが並んだ。
孫易磊は、2023年9月に日本ハムの育成選手契約に合意。「台湾の至宝」と呼ばれる最速157キロ右腕で、2024年はイースタン・リーグで15試合登板で2勝2敗、防御率3.86だった。