ホークス石川が中継ぎ待機へ「邪念を払拭できれば」 東浜がチームに合流

ソフトバンク・石川柊太【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・石川柊太【写真:藤浦一都】

原点回帰へ「もう一度一人ひとり」

■ソフトバンク – オリックス(3日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクの石川柊太投手が、この日からのオリックス3連戦で中継ぎに回ることになった。試合前の練習中、工藤公康監督が明言した。

 石川は2日の西武戦で2回途中7失点降板し今季6敗目を喫していた。中継ぎとしてブルペン陣に加わることになった右腕は「長いイニングを投げようという邪念を払拭できればと思う」と口にした。

「去年、中継ぎから先発になった時には5回を投げ切ればいいという気持ちだったが、今は7回、8回まで投げないといけないという意識があった。いい意味でも悪い意味でも、高い次元を求められる中で心境の変化があったんだと思う」と、先のことを考えて投げることで「結果的に不甲斐ない投球につながっていた」とコメント。

「もう一度一人ひとり、1イニング、1イニングをしっかり投げたい。これがいいきっかけになれば」と、今回の中継ぎへの配置転換を“原点回帰”と捉えていく。また、この日の練習から東浜巨投手が1軍に合流。先日の投手練習から合流していたが、改めて野手たちに歓迎されていた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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