ロマン砲が響かせた“破裂音”「打球バケモン」 韓国中堅手困惑「反応できてない」

ウエスタン・リーグでは5年連続で本塁打王のタイトルを獲得
覚醒へ期待が高まる強烈な打球が飛び出した。ソフトバンクのリチャード内野手は27日、宮崎・アイビースタジアムで行われた斗山ベアーズ(韓国)との練習試合に「4番・三塁」で出場。相手センターが目測を謝るほど伸びたライナー性の打球に、ファンは「なんちゅー打球飛ばしとんねん」と衝撃を受けている。
強烈な一打が飛び出したのは2点リードの8回無死一塁。サイド右腕の直球を弾き返すと、打球は低いライナーに。中堅手は一度足を止めたが、打球はグングンと伸び、頭上を大きく越えて、あっという間にワンバウンドでフェンスに到達。一塁走者が生還し、適時二塁打となった。
「パーソル パ・リーグTV」が公式X(旧ツイッター)で衝撃の二塁打を公開すると、鷹党は歓喜。「今年のリチャードはやってくれそう。ほんとに期待しかない」「打球バケモンで草」「凄い打球伸びたんやろな……センターのはるか頭上を越えてる」「センター反応できてない」と驚きの声が多数寄せられた。また「和田一浩の打球を彷彿とさせる打球の伸び」とレジェンドを引き合いに出すコメントもあった。
リチャードは2017年の育成ドラフト3位で入団した25歳。昨年はファームでは18本塁打を放ち、ウエスタン・リーグでは5年連続の本塁打王を獲得したものの、1軍では15試合に出場し打率.226、0本塁打、1打点に終わっていた。8年目となる今季はレギュラー獲得が期待されている。