フリーマン、手術明け復帰戦で1安打「結構良かった」 3日にもMVPトリオ結成か
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昨年12月に右足首を手術、復帰戦は3打数1安打「今日の目標はたくさんスイング」
ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は27日(日本時間28日)、アリゾナ州スコッツデールで行われたダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で先発出場した。初回に痛烈な右前打を放ち、3打数1安打だった。昨年12月に右足首の手術を受け、この日がオープン戦初出場。「感触は結構良かったよ。今日の目標はたくさんスイングすることだった」と笑顔を見せた。
初回1死、右腕ブラロックの甘いフォーシームを逃さずに右前へ打ち返した。オープン戦初打席で結果を出した。3回1死は左飛、5回1死一塁は中飛でお役御免となった。この日は右足首にテーピングを巻いて出場した。「これまではテーピングなしでリハビリをやってきた。今日は走っている時は少し不思議な感じがした」と話した。
3月1日(同2日)のジャイアンツ戦は指名打者として出場する。昨年9月末に右足首を負傷し、痛みを抱えながらプレーを続けた主砲について、ロバーツ監督は「とてもいい状態に見えた。初出場を考慮すると、動きやボールの見極めが非常に良かった。想像していたより状態がいいように見えた」と笑顔を見せた。
大谷翔平投手は28日(同3月1日)のエンゼルス戦で指名打者として初出場する。ロバーツ監督はフリーマンの起用法について、「日曜日(オープン戦)は一塁を守れるか様子を見よう」と今後を見据えた。2日(同3日)のオープン戦にも大谷、ベッツ、フリーマンの“MVPトリオ”が打線に並ぶことになりそうだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
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