松井秀喜氏が甲子園開幕戦に登場! ”レジェンド”の1球は外角低めの速球
星稜は後攻、後輩が守る中でのファーストピッチ
第100回全国高校野球選手権記念大会の開幕戦、藤蔭(大分)-星稜(石川)で、星稜OBの松井秀喜氏(元巨人、ヤンキースなど)が「レジェンド始球式」のトップを切って”ファーストピッチ・セレモニー”を行った。
星稜は後攻となったため、マウンドに立った松井氏のバックに、後輩たちが守る形での始球式。
松井氏は、星稜の2年生だった1991年の第73回大会、竜ケ崎一戦で本塁打を放っている。最後の夏だった翌年の第74回大会では、初戦の明徳義塾戦で史上に残る「5打席連続敬遠」により一度もバットを振れず、チームも敗れて甲子園を後にした。
いい思い出、苦い思い出、どちらも残っている甲子園で、松井氏は藤蔭の1番・橋本和真(3年)を相手に、ノーワインドアップから外角低めに速球を投げ込んだ。ショートバウンドになったが、捕手の山瀬慎之助(2年)がうまく止めて、甲子園は大きな拍手に包まれた。
(Full-Count編集部)