イチロー、MLB現役外野手4位の115補殺目 地元メディアも称賛「魔法の右肩」
右翼手としてはメジャー100補殺目、2001年以降ではイチロー含め2選手のみ
マーリンズのイチロー外野手が5日(日本時間6日)の本拠地メッツ戦でレーザービームを発動させ、地元メディアから「魔法の右肩」と称賛されている。
6回無死の場面でイチローが守備で魅せた。ラガーレスの一塁線を破る鋭い打球を回り込みながら捕球。すかさず二塁へ正確な送球を見せた。
二塁で打者走者をアウトに仕留めたプレーを地元メディアも称賛。試合を中継した地元テレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」の実況は「ラガーレスは止まらない。イチローからの返球。刺した! まだ41歳の右腕には魔法があるのです。イチローだ」と興奮気味に伝え、衰え知らずの強肩を「マジック」と称えた。
現地の解説者も「一連のプレーは一見の価値ありでしたね。まずはラガーレスのいいスイングがあります。そこから、イチローの動きを見てください。ボールに追いつき、回り込むと、ミゲル・ロハスに完璧な送球を見せます。ラガーレスにはチャンスはありませんでした」と好守を評価。「ラガーレスもゴールドグラブ賞を受賞していますが、イチローが10回受賞していることを知らなかったのでしょうか」と続けた。