ロバーツ監督、大谷翔平ら打線に“苦言”…「散発的だ」 三振の山で漏らした本音

試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】
試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】

ロバーツ監督が指摘した「1番から9番までの打席の質」

【MLB】ナショナルズ 8ー2 ドジャース(日本時間9日・ワシントンDC)

 ドジャースは8日(日本時間9日)、敵地でのナショナルズ戦に2-8で敗れ、今季初の3連敗を喫した。2カード連続での負け越しが決まり、デーブ・ロバーツ監督は「序盤でビハインドの展開になった。集団としては打席がチームのための打席になっていない。それが結果に表れている」と反省を促した。

 序盤から苦しい展開となった。先発したロブレスキが5回8安打8失点と試合を作ることができなかった。ロバーツ監督は「2回2死で(8番)クルーズに対して2ストライクとなり、スライダーが浮いて(打たれて)、3連続四球、そして(3番)ルイーズが2死からのヒットで大差がついた」と分析した。敗戦投手にはなったが、24歳左腕が「5回を投げ切ったことは評価する」とした。

 打線はコンフォートとマンシーが3三振を喫するなど、計15三振を献上。指揮官は「当然のことながら1試合で15三振は気分がよくない。1番から9番までの打席の質も。チームのための打席になっていない。集団としては打席がチームのための打席になっていない。それが結果に表れている」と喝を入れた。

 開幕から13試合を終えたが、状態を上げられていない選手も目立つ。指揮官は「うちはベテランが多いチーム。(スロースタートを)パニックする要因とするべきではない。まだシーズンがだいぶ残っていることはありがたい。今後も良い打席を送り続けるだけ。初球打ちやボール球に手を出すことは良い打者がすることではない。毎試合とてもいいと思うパフォーマンスが1つか2つはあるが、集団としてはまだ噛み合っていない。攻撃面が散発的だ」と腕を組んだ。

(Full-Count編集部)

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