今永昇太、5回5失点で今季初黒星…気温4.4度の寒さも影響か、鈴木誠也はマルチで打率3割に

最初の3試合は2勝0敗、防御率0.98だった
【MLB】レンジャーズ 6ー2 カブス(日本時間10日・シカゴ)
カブス・今永昇太投手が9日(日本時間10日)、本拠地で行われたレンジャーズ戦に登板するも、5回7安打5失点で今季初黒星を喫した。防御率は0.98から2.70となった。
気温4.4度の寒さの中、今永は珍しい長袖姿でデーゲームのマウンドに上がった。しかし、初回にコーリー・シーガー内野手にソロを浴びる立ち上がり。その後4回、鈴木誠也外野手の三塁打を機に試合は振り出しに戻ったが、5回に崩れる。
先頭のケビン・ピラー外野手に二塁打を許し、続くジョナ・ハイム捕手に勝ち越しの2ランを被弾。さらに2死から連続適時打を浴び、この回4失点を献上した。5回で76球を投げ、7安打5失点、1四球4奪三振で降板となった。チームはそのまま敗れ、今季初黒星がついた。
今永は2023年オフにポスティングシステムを利用してDeNAからメジャーに移籍。1年目の昨季は29試合に登板してリーグ3位の15勝、防御率2.91を記録し、球宴選出、新人王投票4位、サイ・ヤング賞投票でも5位に入るなど、大活躍を見せた。今季は開幕投手に選ばれ、最初の3登板は2勝0敗、防御率0.98と快調な滑り出しを見せていた。
一方で鈴木は4回の三塁打に続き、9回には右前適時打をマーク。3試合連続の複数安打で打率.300、OPS.970と状態を上げている。