ロッテがアセベドの一発で6連勝、日ハム・水谷瞬は3安打…11日のパ2軍戦

ロッテのスティベン・アセベド【画像:パーソル パ・リーグTV】
ロッテのスティベン・アセベド【画像:パーソル パ・リーグTV】

アセベドが勝ち越しの2号ソロ、ロッテが6連勝

 ロッテはCAR3219フィールドで西武に3-2で勝利した。先発・二木康太投手は、2イニング連続で3者凡退とする立ち上がり。3回は連打を許すも、後続を断ち無失点で切り抜けた。しかし4回、安打と死球などで2死一、三塁のピンチを迎えると、蛭間拓哉外野手に2点適時三塁打を浴び、4回60球4安打1死球3奪三振2失点でマウンドを降りた。

 打線は6回、石川慎吾外野手、スティベン・アセベド外野手の安打、山本大斗外野手の四球で1死満塁の好機を演出すると、宮崎竜成内野手の2点適時二塁打で同点に追い付く。さらに8回、アセベドに2号ソロが飛び出し、勝ち越しに成功した。

 5回から登板した八木彬投手は、2イニングを投げ安打1本に抑える好投。7回は田中楓基投手、8回は国吉佑樹投手が無失点でつなぎ、9回は中村稔弥投手が落ち着いて締め、3-2で試合終了。

 ロッテは、アセベドが一発を含む2安打1打点、宮崎が同点適時打の活躍で、連勝を「6」に伸ばした。一方敗れた西武は、先発・川下将勲投手が6回途中まで1安打に抑えながらも、6四球と制球が乱れた。打線は6安打2得点にとどまった。

ソフトバンク・井上朋也【画像:パーソル パ・リーグTV】
ソフトバンク・井上朋也【画像:パーソル パ・リーグTV】

井上朋也が逆転打、ソフトバンクが4連勝

 オリックスは京セラドームでソフトバンクに7-4で勝利した。先発・前田悠伍投手は初回、連打で無死一、二塁とされ、横山聖哉内野手の2点適時三塁打、内藤鵬内野手の犠飛で3失点。3回にも内藤に1号ソロを浴び、4回66球8安打無四死球2奪三振4失点で降板した。

 打線は2回、山本恵大外野手、井上朋也内野手の安打、谷川原健太捕手の四球で1死満塁とし、イヒネ・イツア内野手の押し出し四球で1点を返す。3回以降は毎回安打を放ちながらも得点できなかったが、7回に庄子雄大内野手の安打、石塚綜一郎捕手の死球で好機をつくり、山本の適時打、井上の犠飛で2点を加え、3-4と1点差に詰め寄った。

 5回以降は、木村光投手が2イニング無失点でつなぎ、7回は川口冬弥投手、8回は岩井俊介投手が3者凡退で抑えた。すると9回、笹川吉康外野手の安打と2四球で1死満塁とし、井上が2点適時打を放って逆転。谷川原にも2点適時打が生まれ、7-4とした。

 9回は田浦文丸投手が登板し、3点リードを守り試合終了。谷川原が3安打2打点1盗塁、井上が2安打3打点、石塚が3安打を放つなど、13安打で7得点を挙げ連勝を「4」に伸ばした。

 一方のオリックスは、先発・東晃平投手が指先を気にする様子を見せながら2回1/3を投げ、4安打3四球4奪三振1失点で負傷降板。横山が2安打2打点、内藤が本塁打を含む2打点と奮闘したが、9回に才木海翔投手が4失点を喫した。

日本ハム・進藤勇也【画像:パーソル パ・リーグTV】
日本ハム・進藤勇也【画像:パーソル パ・リーグTV】

進藤勇也が逆転3点適時打、水谷瞬は3安打で存在感

 日本ハムは森林どりスタジアム泉で楽天に6-4で勝利した。先発・畔柳亨丞投手は、初回を3者凡退。2回はゴロの間に1点を失い、3回は再び3者凡退としたが、4回に2安打と四球で無死満塁から犠飛と適時打で2失点。4回86球4安打4四球2奪三振3失点で降板した。

 打線は5回、中島卓也内野手、宮崎一樹外野手、水谷瞬外野手の安打で1死満塁とすると、阪口樂捕手の2点適時打で1点差に迫る。再び1死満塁とした場面で、進藤勇也捕手が3点適時三塁打を放ち、逆転。さらに中島にも適時打が出て、この回一挙6得点を挙げた。

 5回からは中山晶量投手が2イニング連続で3者凡退に抑え、7回は清宮虎多朗投手が無失点でつないだ。8回は山本晃大投手が適時打を許し、9回には2四球で2死一、二塁のピンチを迎えたが、代わった宮内春輝投手が遊ゴロに打ち取り、6-4で試合終了。

 日本ハムは、水谷が3安打を放つなど、先発全員安打の計12安打6得点で3連勝。一方の楽天は、先発・荘司康誠投手が4回1/3を投げ105球9安打2四球3奪三振6失点と振るわなかった。吉納翼外野手が3安打を記録している。

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