小笠原慎之介、初のリリーフで2失点 3回ゼロ封→4イニング目に崩れる、防御率8.38に

ブルワーズ戦に先発したナショナルズ・小笠原慎之介【写真:ロイター】
ブルワーズ戦に先発したナショナルズ・小笠原慎之介【写真:ロイター】

3試合目で初のリリーフ登板

【MLB】ブルワーズ 8ー2 ナショナルズ(日本時間3日・ワシントンDC)

 ナショナルズの小笠原慎之介投手が2日(日本時間3日)、本拠地のブルワーズ戦で2番手として登板。メジャー3試合目で初めてリリーフとして投げ、最初の3イニングを無失点に抑えるも、4イニング目に3連打を浴びて降板し、3回0/3で2失点を喫した。ここまで0勝1敗。防御率は8.38となった。

 3点を追う5回から登板。先頭のイエリッチに四球を与えたが、続くコリンズは中飛に仕留め、パーキンスは投ゴロの併殺打に打ち取った。さらに6回は先頭のチュラングに右前打を浴びるも、続くサイグラーを左直に打ち取った。オルティスには味方の失策で1死一、二塁のピンチを背負うも、ロックリッジを見逃し三振、コントレラスを中飛に抑えた。

 3イニング目となった7回は先頭のボーンに中前打を浴びるが、イエリッチを見逃し三振に仕留めた。さらにコリンズを併殺に打ち取り、無失点で切り抜けた。だが、8回に先頭のパーキンスに左翼線への二塁打を打たれると、チュラングに左中間を破る適時二塁打を浴び、さらにサイグラーにセーフティバントを決められ、無死一、三塁とピンチを招いたところで交代となった。3回0/3で60球を投げ、5安打1四球、2奪三振、自責点2という内容だった。

 小笠原は中日からポスティングシステムでナショナルズと2年350万ドル(約5億1600万円)で契約。だが、オープン戦で結果を残せず開幕はマイナースタートに。7月6日(同7日)に昇格し、同日のレッドソックス戦でメジャーデビュー。先発して3回途中7安打4失点の内容で、メジャー初黒星を喫していた。7月13日(同14日)のブルワーズ戦では4回3失点で降板。それから3時間後に再びマイナー降格となった。1日(同2日)に再昇格を果たし、ブルペン待機となっていた。

(Full-Count編集部)

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