佐々木朗希、ド軍大敗後6分で超速帰宅 自身初の故障者リスト入り…右手に何も持たず

IL入りまでに8先発で1勝1敗、防御率4.72
【MLB】アスレチックス 11ー1 ドジャース(日本時間14日・ロサンゼルス)
ドジャースは13日(日本時間14日)、本拠地でのアスレチックス戦に1-11で大敗した。試合終了から6分後、この日に右肩痛のために15日間の負傷者リスト(IL)に入った佐々木朗希投手はすぐに帰路に就いた。クーラーバッグは左手にかけ、右手に何も持たずに球場を後にした。
佐々木はこの日の試合前、自身初のIL入りとなった。今季は8先発で1勝1敗、防御率4.72を記録。前回9日(同10日)のダイヤモンドバックス戦は4.0回を投げて5失点で降板していた。奪三振は自身初めてゼロ。13日(同14日)の試合前、デーブ・ロバーツ監督は会見で佐々木の状態について「あの後、少し痛みがあったようだ」とコメント。次回は15日(同16日)のアスレチックス戦の先発が予定されていた。
球団は佐々木の症状について、右肩の「インピンジメント症候群」と説明。野球のほか、水泳などの競技でも発症することが多い。ドジャースでは現在60日間のIL入りしているマイケル・コペック投手も同じ診断を受けた。
この日のアスレチックス戦でドジャースは大敗。黒の帽子をかぶった佐々木は報道陣の前に姿を見せると、大きなクーラーバッグを持ち、報道陣に頭を下げて山本由伸投手と共に帰宅した。その後、大谷翔平投手も帰宅した。
ドジャースは今季も負傷者が続出しており、佐々木は16人目の負傷者リスト入りとなった。特に先発陣ではブレイク・スネル、タイラー・グラスノーら開幕ローテーションに入った投手たちが戦列を離れている。
(Full-Count編集部)