ベッツ「全員なんとかしようと」 開幕18試合目で初の2桁10安打…主軸に滲む責任感

1~4番で9安打5打点、上位打線が存在感
【MLB】ドジャース 5ー3 ロッキーズ(日本時間15日・ロサンゼルス)
ドジャースは14日(日本時間15日)、本拠地でのロッキーズ戦に5-3で勝利し、連敗をストップ。開幕18試合目で初の2桁10安打を放つなど、打線の復活を印象付けた。先制の2ランを放ったムーキー・ベッツ内野手は試合後、このところ不調だった打線に「全員が責任を感じていると思う」と語った。
連敗中は打線が噛み合わない場面が目立っていたが、この日は1番の大谷翔平投手、2番のベッツ、3番のフレディ・フリーマン内野手、4番のウィル・スミス捕手が揃ってマルチ安打。テオスカー・ヘルナンデス外野手が体調不良で欠場する中、上位打線で計9安打5打点を記録し、存在感を示した。
試合後に記者団から、打線を活性化させる責任を問われたベッツは「(打線の)全員が責任を感じていると思う。全員できる選手だからね。私たち全員が苦しんでいることを理解している」とコメント。さらに「全員が一生懸命何とかしようとしているけど、頑張ろうとするほど空回りしてしまう。シーズンは長いから、一生懸命になればなるほど遠ざかってしまう」と続けた。
この日は、大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオが初回に3連打するなど活躍。デーブ・ロバーツ監督は「グレートだった。ムーキーは(好調とは言えず)地道にやっている。1回にショウヘイがヒットを打ったあと、そのベッツが本塁打を打って先制点を奪ったことで、勢いづいた」と称賛した。
続けて「フレディも打席内容がいい。彼らがプレミア級のオールスターなのには理由がある。彼らの活躍は間違いなく助かるけど、今日のマンス(マンシー)の打席内容はよかったし、出塁もしてくれたから、それも助かった」と言及。1打数無安打ながら3四死球で出塁したマックス・マンシー内野手に復調の兆しが見えたことを評価した。
(Full-Count編集部)