マイナーでも防御率19点台…元楽天右腕が“自由契約” 米で復活も、34歳に厳しい現実

レンジャーズのJT・シャギワ【写真:Getty Images】
レンジャーズのJT・シャギワ【写真:Getty Images】

レンジャーズとマイナー契約も…リリースされた元楽天のJT・シャギワ

 かつて楽天に在籍し、今季はレンジャーズとマイナー契約を結んでいたJT・シャギワ投手がリリースされたと、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が16日(日本時間17日)に伝えた。傘下3Aで防御率19.29と打ち込まれていた。

 34歳のシャギワはレンジャーズとマイナー契約を結び、メジャーキャンプに参加。オープン戦では4回2/3を無失点に抑えたが、傘下3Aラウンドロックで開幕を迎えた。

 しかし、好結果を残せなかった。5試合に登板し、4回2/3を投げて11安打で自責点は10。5本の本塁打を浴び、防御率19.29の“惨状”だった。

 右腕は2016年にツインズでメジャーデビューし、2018年にはドジャースで39登板。2020年はNPBの楽天でプレーしたが、31登板で0勝3敗1セーブ6ホールド、防御率5.81と振るわず、1年限りで退団となった。

 翌2021年にメジャー復帰し、2球団で56登板。15ホールド、防御率2.52と好成績を残した。その後も中継ぎを中心にメジャーでプレー。昨年もマーリンズとマリナーズで計36試合に登板し、防御率2.23をマークした。しかし、オフにマリナーズをノンテンダーとなり、レンジャーズとマイナー契約を結んだ。

 メジャーに復帰した2021年以降は通算154回2/3を投げ、防御率2.73。奪三振割合21.7%、与四球割合9%はリーグ平均以下だが、9回あたりの被本塁打は0.99、ゴロ率は47.4%と「良い成績を残している」と記事は伝える。レンジャーズでは苦しんだが、「その実績は別のマイナー契約でも注目されるはずだ」としている。

(Full-Count編集部)

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