衝撃のWAR14ペース…大谷の連続MVPに“待った” お騒がせ479億円男の止まらぬ打棒

パドレスのフェルナンド・タティスJr.【写真:ロイター】
パドレスのフェルナンド・タティスJr.【写真:ロイター】

8本塁打を放っているタティスJr.

 パドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手は21日(日本時間22日)に、週間MVPに輝いたことが発表された。20日(同21日)を終えた時点で、勝利貢献度を表すWARは両リーグトップとなる2.1をマーク。本塁打は21日(同22日)時点で56発ペースで、ナ・リーグMVP投票で3位に入った2021年を思い出させるような活躍ぶりだ。

 タティスJr.は同日時点でリーグトップの打率.358、8本塁打と、“2冠”の活躍を見せている。WARとは、どれだけチームの勝利を増やしたかを表すセイバーメトリクスの指標で、シーズンMVPを選ぶ上でも重要視されている。2.1は両リーグトップで、2位はアロンソ(メッツ、1.8)、3位ジャッジ(ヤンキース、1.7)となっている。

 2021年には14年3億4000万ドル(約478億5000万円)の大型契約を結び、42発を放って本塁打王に輝いた。しかし2022年にはバイク事故による故障と、禁止薬物の使用で出場停止処分を受けるなど、球界を騒がせた。昨年は怪我などもあって、6月末から8月にかけて離脱。計102試合の出場で21本塁打だった。

 今季は開幕戦で3安打を記録すると、23試合で無安打だったのは3試合だけと絶好調。20日(同21日)までの1週間では4本塁打、7打点の活躍で週間MVPを受賞した。

 昨年MVPに輝いた大谷はここまでWAR0.8。昨季、シーズンの65%以上を指名打者で出場した選手としては史上最高となる「9.2」をマーク。今季残す数値にも注目が集まる

(Full-Count編集部)

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