「初めて見た」大谷翔平の珍しい姿　衝撃の決勝12号の直後が「気持ちよすぎる」

バットフリップ自体は何度かあるが…

【MLB】ドジャース 14ー11 Dバックス（日本時間10日・フェニックス）

　まさに感極まった瞬間だった。ドジャース・大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦の9回、第6打席に2試合連発となる決勝の12号3ランを叩き込んだ。直後にはバットを放り投げて“バンザイ”。ファンは「こんな大谷初めて見た」と、“祝福”にも注目した。

　敵地を騒然とさせる一発が土壇場に飛び出した。8-11で迎えた9回、ドジャースは相手守護神ギンケルを攻め立て、同点に追いついた。さらに1死一、二塁で代わったばかりの右腕トンプソンから大谷が豪快にライト方向にかっ飛ばした。打球速度113マイル（約181.8キロ）、飛距離426フィート（約129.8メートル）の12号3ランに敵地も騒然とした。

　大谷は打った瞬間に一発を確信。打球を見届けると、バットを放り投げる「バットフリップ」を披露したかと思えば、すぐさま両手を広げてバンザイ。全身で3ランを喜んだ。試合後の取材に応じ、「コンタクトすることだけを最後は考えてきました」と打席を振り返り、「率直に嬉しかったですし、本当にホームランになるだろうなっていう打球だったので、確信を持ってそう言える打球だなと思います」と語った。

　ファンが注目したのは、大谷の喜び方だった。時折バットフリップをすることはあるものの、バンザイしながら余韻を噛み締める姿は確かに記憶にない。「大谷のホームランバット投げからの万歳は初めて見た」「打った直後にこんな風に喜ぶ大谷さん初めて見たよ」「確信して手を挙げるの初めて見たかも」「大谷くんの確信バンザイ気持ち良すぎる……初めて見た……」「こんな万歳バットフリップ初めて見た」などと、驚く声が寄せられた。