大谷出場試合で敵左腕が“3度ボーク” 2022年以来の珍事でド軍追加点…球場騒然

マウンド上で抗議するDバックスのトーリ・ロブロ監督【写真:荒川祐史】
マウンド上で抗議するDバックスのトーリ・ロブロ監督【写真:荒川祐史】

ド軍攻撃中、相手投手が3度ボークを犯す珍事

■Dバックス ー ドジャース(日本時間12日・フェニックス)

 ダイヤモンドバックスのホセ・カスティーヨ投手が11日(日本時間12日)、本拠地のドジャース戦で救援登板。8回に2連続でボークを犯すと9回にも再びボークを取られる珍事があった。

 カスティーヨは8回から救援。2死からロハスに中前打を許した直後だった。マウンドでのセットポジションが静止しなかったとしてボークに。続く投球でも静止しなかったとしてボークを取られてロハスは三塁へ進んだ。

 次打者へ1球を投じる前に大ピンチ。まさかの珍事に球場は騒然となった。ロブロ監督はグラウンドへ飛び出して審判団と協議。ダイヤモンドバックス内野手陣もマウンド付近に集まった。

 約3分の中断を挟んで試合再開。続く代打・テイラーは投ゴロに倒れて、なんとか無失点で切り抜けたが、9回にも1死一塁で迎えたスミスの場面でボークを取られ、1試合3ボークとなった。

 解説のエリック・キャロス氏は「1試合3ボークは2022年9月27日(同28日)リチャード・ブレイアー(マーリンズ)以来です」と伝えた。カスティーヨは自らのミスもあり2回3失点。流れを引き寄せることができなかった。

(Full-Count編集部)

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