巨人と鷹で電撃トレード成立発表 秋広&大江とリチャード…大砲同士が移籍

リチャードは8年目で初の開幕スタメンも不振で2軍が続いていた
ソフトバンクは12日、リチャード内野手と巨人・秋広優人内野手、大江竜聖投手とのトレードを発表した。今季のトレードは西武からヤクルトへ移籍した山野辺翔内野手に続く2件目となった。
移籍が決まった秋広は3年目の2023年に121試合に出場し、111安打、10本塁打41打点とブレーク。しかし、翌2024年は26試合の出場に留まり、今季はわずか5試合で打率.143。本塁打、打点はゼロだった。2軍では25試合で打率.157、2本塁打5打点だった。
大江は2016年ドラフト6位で二松学舎高から巨人に入団。2020年には43試合、翌2021年には47試合に登板。昨季は16試合の登板ながら、防御率2.63と中継ぎとして活躍した。今季は1軍登板はないが、2軍で11試合の登板で14回1/3を投げて15安打、8失点の防御率4.40としていた。
巨人に移籍するリチャードは8年目の今季、栗原陵矢内野手の離脱もあり「8番・三塁」で自身初めてとなる開幕スタメンの座を奪った。そこから6試合連続でスタメン出場したが、22打数2安打で打率.091、12三振。4月5日に降格して以降、2軍暮らしが続いていた。
巨人とソフトバンク間での交換トレードは2023年11月のアダム・ウォーカー外野手(現BC神奈川)と高橋礼、泉圭輔両投手以来となる。柳田悠岐外野手、近藤健介外野手、周東佑京内野手ら主力が戦線離脱中のソフトバンクと、岡本和真内野手の長期離脱が決まった巨人の思惑が一致した形となった。
秋広と大江の入団会見は14日にみずほPayPayドームで行われる予定。
(Full-Count編集部)