泥沼ロッキーズは名将でも「変えられなかった」 ド軍指揮官が“師匠”へ本音「失望」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

ロッキーズはブラック監督の解任を発表、ロバーツ監督にとって“師匠”

 ナ・リーグ西地区最下位のロッキーズは11日(日本時間12日)、バド・ブラック監督とマイク・レドモンドベンチコーチを解任したと発表した。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督にとってブラック監督は“師匠”であり「大変驚いている。失望しているよ」と語った。

 ブラック氏がパドレスの監督として指揮をしていた際に、2011年から2015年までコーチを務めていたロバーツ監督。この日のダイヤモンドバックス戦後に報道陣から思いを聞かれ「(通算1905勝の名将)ケーシー・ステンゲルですらあの球団の結末を変えられなかっただろう。間違いなく監督の責任ではない」とかばった。

「でも彼らは正しい方向に進む為に、変化が必要だと感じたんだろう。バディ(バド)ブラックよりもいい監督は少ない。だから、とても失望しているよ。間違いなく彼のせいではない」と強調し、「(師匠の一人なのは)間違いない。彼は選手を愛している。野球を知っているし、愛している。選手の力を引き出すことができる。私がお手本とする1人だ」と話した。

 ロッキーズはここまで40試合で7勝33敗の借金26、勝率.175に沈み、前日10日(同11日)のパドレス戦は0-21という衝撃的な大敗で8連敗を喫した。この日の同戦は9-3で連敗を止めたが、試合後には2人の解任を発表。ウォーレン・シュエファー三塁コーチが暫定監督を務め、クリント・ハードル打撃コーチが暫定ヘッドコーチに就任する。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY