ピート・ローズ氏の永久追放を解消 MLB発表…歴代1位4256安打、野球賭博関与も資格回復

歴代最多4256安打も野球賭博関与で1989年に永久追放処分
メジャーリーグ機構は13日(日本時間14日)、歴代1位の通算4256安打を誇る故ピート・ローズ氏の資格を回復したことを発表した。野球賭博への関与で1989年に永久追放となっていた。
ローズ氏は2015年に資格回復を求めたが、ロブ・マンフレッド・コミッショナーが拒否。昨年9月に83歳で亡くなった。しかし、没後の昨年12月にローズ氏の遺族や関係者がマンフレッド・コミッショナーらと面会。トランプ米大統領もローズ氏に恩赦を与える意向を示し、今年3月にはマンフレッド氏がローズ氏の資格回復を検討していると報じられていた。
また、1919年ワールドシリーズでの八百長事件に関与したとして永久追放処分を科された“シューレス・ジョー”こと故ジョー・ジャクソン氏ら17人の資格回復も発表した。マンフレッド氏はローズ氏の代理人に宛てた手紙の中で「明らかに、この世にもういない人はこの競技の高潔さを脅かす存在にはなり得ない」とコメントしている。
(Full-Count編集部)