大型補強のド軍に“綻び”「限界を超えつつある」 佐々木朗希も離脱…米驚きの“11/41”

ドジャース・佐々木朗希【写真:Getty Images】
ドジャース・佐々木朗希【写真:Getty Images】

「CBSスポーツ」が相次ぐド軍の相次ぐIL入りの状況を伝えた

【MLB】アスレチックス 11ー1 ドジャース(日本時間14日・ロサンゼルス)

 ドジャース自慢の豪華投手陣の“穴”がいっこうに埋まらない。佐々木朗希投手が13日(日本時間14日)に右肩痛で15日間の負傷者リスト(IL)に入った。豊富な資金力を生かし、大型補強を敢行してきたドジャースだが、米メディア「CBSスポーツ」は先発陣の相次ぐ離脱に「投手層の厚さは限界を越えつつある」と報じた。

 ドジャースは今季も負傷者が続出しており、佐々木の離脱で現在は16人がIL入りしている。特に先発陣ではブレイク・スネル、タイラー・グラスノーら開幕ローテーションに入った投手たちが戦列を離れている。

 クレイトン・カーショー投手が17日(同18日)のエンゼルス戦で今季初先発で復帰する予定ではあるが、「CBSスポーツ」は「彼らの先発ローテは現在こんな感じだ」と山本、メイ、ゴンソリン、ナック、ミラー、ロブレスキーを羅列。大谷、スネル、グラスノー、カーショー、佐々木、ストーン、ライアン、シーハン、ハートが投げられない先発として羅列している。

 さらに同メディアでは「4億ドル(約588億円)に迫る年俸総額ながらドジャースは今季41試合消化時点で11人の先発投手を使っている。これ以上起用しているチームは、ない。これは一部、意図的でもある。ドジャースはレギュラーシーズンをほとんど舞台稽古のような形で使っている。彼らの最優先事項は10月に向けて最適な位置につけていることなので、その全体像を念頭に彼らは投手に関する全決断を下す」と、ポストシーズンを見据えてあえて多くの投手を起用していると説明している。

 13日(同14日)のアスレチックス戦前の時点で27勝14敗でMLBトップではあるが「しかし彼らの投手層の厚さは限界を超えつつある。怪我のリスクがある投手の獲得を恐れないチームにしても、この投手の怪我の数は極端に多い」と想定外の怪我人の多さであると伝えている。

(Full-Count編集部)

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