480億円軍団のはずが…「まるで野戦病院」 朗希も離脱、米識者嘆く“リスト”「狂ってる」

佐々木ら開幕ローテは半数が消えた
【MLB】アスレチックス 11ー1 ドジャース(日本時間14日・ロサンゼルス)
衝撃の“一覧”に米ファンも嘆いている。ドジャースは13日(日本時間14日)、佐々木朗希投手を右肩痛のために15日間の負傷者リスト(IL)に入れた。これで何とチーム16人目のIL入り。米記者は総人数を列挙すると、「なぜ、なぜ、なぜ……?」「まるで野戦病院」と失意が広がった。
佐々木は前回9日(同10日)のダイヤモンドバックス戦で4.0回を投げて5失点で降板。奪三振は自身初めてゼロに終わった。13日(同14日)の試合前、デーブ・ロバーツ監督は会見で佐々木の状態について「あの後、少し痛みがあったようだ」とコメント。次回は15日(同16日)のアスレチックス戦の先発が予定されていた。
ドジャースは今季も負傷者が続出。野手は2人だが、今回の佐々木を含めて投手陣に集中している。あまりの多さに米記者も嘆きが広がったようだ。ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏と米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ記者はそれぞれ自身のX(旧ツイッター)を更新。「ドジャース投手陣のIL入り一覧」として名前を列挙した。
今季の開幕ローテーションからは佐々木、タイラー・グラスノー、ブレイク・スネルが離脱した。大谷自身は打者として出場を続けているものの、投手の復帰もまだ目途が立っていない状況だ。
“長いリスト”に米ファンも驚きを隠せない。「なんてこった」「毎年同じことだ。何かを変える必要がある、内部調査が必要だ」「60年間野球を見てきたが、こんなの初めてだ」「こんなの見たことないよ。完全に狂ってる」「これは普通じゃない。ドジャースはこれを解明する必要がある」「毎年だよ、本当に……毎年毎年……」「真面目な話、マーク・プライアーかトレーナー陣は責任を取るべきだ。明らかに誰かが仕事をしていない、投手の怪我が制御不能」などと反応が寄せられた。