「最高の投球をしている」田中将大の真価問われる一戦 中4日で首位決戦へ

14日のブルージェイズ戦に先発することが決定、今季4度目の中4日に

 ヤンキースの田中将大投手が、13日(日本時間14日)の本拠地ブルージェイズ戦に中4日で先発することが決まった。ア・リーグ東地区の首位攻防4連戦の最終戦を任された右腕にとっては、真価を問われる一戦となりそうだ。

 10日(同11日)の4連戦初戦は中止となり、12日(同13日)にダブルヘッダーが組まれたが、ヤンキースは4連戦全ての先発を発表。MLB公式サイトのヤンキース番を務めるブライアン・ホック記者は、自身のツイッターで「ヤンクスの最新のピッチング(先発日程):セベリーノが金曜、ノバとピネダが土曜(順番は未定)、田中は日曜。サバシアは月曜(レイズ戦)」と伝えている。

 田中は今季、中4日での先発は3試合のみ。中5日以上で17試合に登板している。これまで故障予防などに細心の注意を払ってきたヤンキース首脳陣だが、8日(同9日)のオリオールズ戦で8回1失点10奪三振と快投した田中を今季4度目の中4日で投入することを決定。地区制覇へ大きなヤマ場となる首位攻防4連戦の最終戦を託す。

 この勝負どころで、ヤンキースが田中をメジャーで通常の登板間隔とされる中4日で登板させるかには、現地メディアも大きな関心を寄せていた。それだけに、エースにかかる期待は大きい。地元紙「ニューヨーク・デイリーニューズ」は「ヤンキースには少なくても6回投げ続けるピッチャーが必要」と見出しで特集した。

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